日払いの仕事の魅力とその可能性

かつては、正社員になり終身雇用の制度の下で定年まで働くというのが、人生における幸福だとされていた。現在においても、それを望む声が多いのは事実だ。しかし一方で、価値観の多様化によってそれ以外の道を模索している人間も少なくない。
例えば、日払いなどはとにかく将来の見通しがなにも立たないということで、まともな職につけない人がやる仕事というイメージが強かった。しかし、現代では進んでその道を選ぶ人もいるのだ。その理由はさまざまだが、ひとつには煩わしい人間関係に悩まなくても済むという理由が挙げられる。今のサラリーマンは、職場での人間関係にストレスを感じている人が非常に多い。そういう人たちにとって、日雇いという存在はある意味魅力的に映るのかもしれない。もちろん、そのような働き方では結婚するのがなかなか難しいだろうが、そもそもそういう人たちは孤独を愛し、結婚を望まない人が多いのだ。
また、理想の仕事というものが自分の内の中に頑としてあり、その目標に向かって進むために自由のきく日払いの身に甘んじている場合もある。つまり、時間の融通がきくというのも、日払いバイトの大きな魅力だ。他にも、採用のハードルが低い・給料が日払いなので急にお金が必要な場合に便利、などという点もメリットだと言えるだろう。もちろん、一生日払いバイトで突き通すのは困難だ。年をとるほどに採用される可能性は低くなり、一度仕事が途切れるとたちまち貧困に陥ってしまう可能性がそこにはある。しかし、日払いバイトも今とはもっと形を変えて、今後ライフスタイルの選択肢のひとつとなる可能性は決して低くはない。

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